■日経平均に騙されるな|株価予想
沖縄の書斎より
先週金曜日は、
米国の上昇先導株の急落につられて
日経平均株価も急落でしたね。
さて、この状況をどうみるか?
間違いなく言えるのは、
「今がチャンスだ」
ということです。
・・・
どういうことか、、?
・・・
前回のブログも大変好評だったので、
今回も独自の視点でお届けします。
知らないと損するし
知っているだけで得する内容です。
・・・
ーーーーーつづくーーーーー
本題に入る前に、先週のお礼を申し上げます。
コメントを19件もいただいたのは初めてです!
前々回ブログ:10件
前回のブログ:19件
すべてのコメントに返信をさせていただきましたのでぜひご確認ください^^
コメントいただいた皆さん、本当にありがとうございました。またお待ちしています!
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■日経平均株価の存在意義が消滅!?
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本題に入ろうと思いますが、その前に今回も注意書きをさせてください。
「Mr.Kさん、あなたの言っていることは意味不明です」
と思う方は、ここで読むのをやめてください。
<注意>
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
あくまで私の意見ですが、、
・・・
日経平均株価は、もはや投資家にとって「見ない方がいい指標」に近づいていると思います。
・・・
「はあ?! また何を言い出すんですか。ことごとく常識を否定するのが好きなんですね」
と言われそうな気がします。
しかし、私は人と違ったことを考えるのが好きですし、なにより、投資で利益を得るうえでは「常識」ほど役に立たないものはないと思っていますので、褒め言葉だと受け取ります。
さて、あなたは「相場観」という言葉を知っていますか?
・相場観を養うことが大切です
・投資をする前には、相場観を確認しましょう
・相場観が一番大事
こんな風に、相場観という言葉はよく聞くのですが、相場観が何を指すのかは人によって違う気がしますし、かなり都合のいいあいまいな言葉ですね。
あえて言えば、相場観というのはつまり、「対局的に見てこれからの相場全体がどのような動きをするのか」という観点を指すことが多いと思います。
だから、相場観が大切っていうのは、そりゃそうだろう!と思うわけです。
これから相場全体が大きく上がっていくとわかれば、それらしい株に分散投資して放置しておけば確実に儲かるわけですからね。
だから、相場観を鍛えることはもちろん大切ですが「相場観を養う」と言っている人は予想ができないから自戒を込めてそう言っているんじゃないかなと思っています。(ちょっと毒ついた)
で、結論、大きな資金の流れを読めることは、それさえできれば勝てると言い切れるほどに大切です。
例えば、今年3からのコロナ後大急騰ですが、3月の時点で「これから大きな資金が株式市場に流れ込んでくる」とわかっていればもう本当に簡単に勝てたわけです。
暴落直後は、ほとんどどの銘柄を買っても上がったわけですから。
じゃあ、どうやってその「大きな資金の流れ」の未来予想をするのかと。
というわけで今回は、私がどう考え予想しているのかを書いていこうと思います。
ポイントは、
・全体指標(平均値)の動き
・個別銘柄の動き
この「両方」を見るということです。
よく、日経平均株価だけを見て、
「全体が下げていて、最近全然勝てないんです」
みたいな、あたかも自分の買った銘柄が下がっているのは日経平均が下がっているせいであるように言う方がいるのですが、
そんなとき私は「いや、それは日経平均のせいじゃなくて、あなたの未来予想が外れているだけですよ」内心思っています。
というのも、年末にその年の急騰ランキング上位に入るような銘柄というのは、日経平均株価が急落しているまさにそのときに大きく急騰(2倍とか)しているものが多いからです。
ここで、気づかなければいけないのは、日経平均株価は「平均」であるということです。
日本経済新聞者が選んだ225銘柄の株価の平均値を、ちょっとした修正を加えて表示しているのが、日経平均株価です。
イメージで言うと、学校での期末テストの「学年平均点」みたいなものですね。
たしかに、「お母さん、今回のテストはいつもより点数が取れなかったよ。学年平均点もいつもより低くて、テストが難しかったみたいなんだ」ということは言えるでしょう。(それでお母さんが納得するかは別として)
ただしそれには前提があって、
・全員が「同じテスト」を受けている
ということが必要です。
もしも、全員が好きな教科を1つだけ選んでテストを受けたとしたら、その平均点に果たしてどれほどの意味があるのか、、
たまたま難しい教科を選んだ人が多ければ、他の教科のテストが超簡単だったとしても、”平均点”は下がってしまうでしょう。(そしてその場合、簡単な教科を選んだあなたの点数が悪くても、平均点を言い訳にはできないはずです)
日経平均株価には、「同じテスト状態」のときと「違うテスト状態」のときがある
ということに、私は気づきました。
つまり、平均値として参考にできるときと、平均値に意味がないから無視したほうがいいときとがあるということです。
そして、今年の6月の急落以降、日経平均株価はあまり意味のない平均値になっていると思っていますし、私のコミュニティや毎週お送りしている動画などではずっとお伝えしてきています。
日経平均株価は、6月に急落してから、いきなりレンジ相場に突入しました。
緩やかに上昇しているように見えますが、実際は短期的には急落も急騰もあり、方向感の弱いレンジ状態になっていると思います。
しかし、、
個別銘柄を見ていくと、その実体が明らかになるのです。
日経平均株価が読みづらいとき、私は、日経平均株価を構成している225銘柄すべてを確認するようにしています。(私のCLEAR TRADE理論は、ざっと見る分には1銘柄2秒で状態がわかるので、225銘柄を確認しても10分もかかりません。)
6月の暴落後も、すぐにコミュニティの皆さんと一緒に225銘柄すべてを確認しました。
そうして判明したのは、、
「レンジなのは、2極化しているからである」
という事実でした。
つまり、上がる銘柄は明らかな上昇トレンドに突入していた一方で、完全に取り残されて資金が抜けていっている銘柄がたくさんあったのです。
で、”平均”すると、平均値は上がりも下がりもしない状態になっていました。
なるほど、これは平均値としての存在意義はないですね。
という結論になったわけです。
そして同じことが、米国のダウ平均株価にも言えました。
いわゆるダウ平均株価の正式名称は、「ダウ工業株30種平均」です。(ちなみに、ダウというのは、これを算出している会社であるダウ・ジョーンズ社から)
そう、たった30銘柄の平均株価なのです。(ご存知の人にとっては当たり前で申し訳ないです)
なので、コロナ暴落後、ダウ平均株価はあまり参考にならなくなりました。
なぜなら、
アップルのように相対的に業績影響のなかった銘柄がある一方で、ボーイング(航空機)、シェブロン(石油)など大打撃を食らってしまった銘柄が含まれているからです。
これを平均してそれほど意味があるとは思えません。
逆に、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)はシステム系の会社のみを集めた平均株価で、これは絶好調でとても参考になりました。同じグループの銘柄を集めた平均値だからです。
ということで、日経平均株価はあまり参考にならない状態が続いている、と思っています。
日経平均先物を売買している人にとっては、日経平均株価は大切かもしれませんが、レンジと読んで逆張りするなら、もっとわかりやすく急騰する銘柄を売買したほうがいいのではないかと思わなくもないです。
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■今後の大きな資金の行方(ゆくえ)は?
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色々書きましたが、
「で、これからの流れは?」
と聞かれると思いますので、私の見立てを参考程度に書いて終わりにしますね。
結論、
「強いものは今後も強い、むしろ、ここからが本番の可能性あり」
と思っています。
弱い銘柄はもはやランダムで正直読めません。
コロナに適応できた会社、または適応できると予想されている会社には、これからも資金が集まってくると思います。
だから、今まで強かった銘柄はこの暴落は「押し目」の可能性が高いと思う、というのが私の意見です。
時代の中心、台風の目に近い位置にいる銘柄に資金を集めていくことを主な戦略にしていこうと思っています。
あまり複雑なことを考えず、どう考えても強いだろうという銘柄に注目していきましょう。
以上、私の「相場観」のシェアでした。
追伸:
長くなりましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?コメントで評価を伝えていただけると嬉しいです。
忙しいからこそ、少しの時間を割いてコメントをくださる方から愛を感じます。
投資家であれば、人目を気にせず行動することは大切です。そのきっかけとして、コメントを活用いただけると私もとても喜びます。
それではまた次回!
GOOD TRADE!!
Mr.K
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