■トランプ大統領コロナでどう変わる?
From:Mr.K
沖縄の書斎より
トランプ氏のコロナ陽性発言
@twitter
によって、
先週金曜日の13:30頃から
一時、多くの株が急落しましたね。
今回は、この発言が今後の株式市場に
どう影響するのか、
私の意見をシェアしていきます。
それにしても、、
先日の安倍元首相の引退発言も
今回のトランプ氏のコロナ発言も
どうして東証が開いている時間帯なのか、、^^;
発言のタイミングについては
予想できませんから仕方なしですが。
しかし、売買パフォーマンスの原因を
トランプ発言のせいにしてはいけません。
まずは、先週同様、
私たちの選定した銘柄のパフォーマンスを
見ていきます。
・・・
ーーーーーつづくーーーーー
と、その前に、いつもの断り文句を。
<注意>
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
あくまで私の意見ですが、、
・・・
これでよし、と。
さて、前回のブログで、私はこう言いました。
ーー以下、前回からの引用ーー
・米国S&P500は下落が止まってきたように思う
・日経平均株価もジャスダックも、上昇前の形に見える
・状況としては来週に持ち越された、という認識
ーーーー引用おわりーーーー
では、
実際どうなったか?
・米国S&P500:トランプ氏のコロナ発言を含めても、週間では+1.5%上昇
・日経225先物:週間で+0.69%上昇
・ジャスダック:週間で-0.43%下落(しかし、木曜日は一時+2.0以上の上昇)
でした。
そして、トランプ氏のコロナ発言で一時急落したものの、S&P500も日経先物もかなり戻しました。
というわけで、またもや、状況継続ということになりました。
では、CLEAR TRADE理論で選定している個別銘柄は、どうだったか?
先々週金曜日の終値と先週金曜の終値、つまり5営業日での騰落率は、
■全体
選定銘柄数:19銘柄(うち、1銘柄はエントリー機会なし)
週間騰落率:【平均+2.0%】
上昇銘柄数:12銘柄
下落銘柄数:6銘柄
損益レシオ:1.8倍(上昇平均÷下落平均)
となりました(米国株などもありますが、短期投資として日本株の合計です。)
一方、指数の週間騰落率は、
日経平均先物:+0.69%
ジャスダック:-0.43%
でしたので、先週ほどではありませんが、資金の流れはそこそこ予想できていると言ってよいと思います。(金曜の下落を含めての数字です)
個別銘柄では、上昇したものは、
2160 GNIグループ:+8.1%
2352 エイジア:+14.2%
3902 メディカルデータビジョン:+7.7%
などがあり、
一方で、下落した銘柄の例としては、
3663 アートスパークHLDSの-3.7%が下落の最大で、あとは数%台の下落の範囲でした。
私は予言者ではありませんが、
最初から指数に関係なく上がるであろう銘柄を選定することで、日経平均株価が3ヶ月ずっとレンジの中でもパフォーマンスは指数をかなり上回っていると思います。
さて、ようやく本題ですが、、、
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■米国大統領のコロナ隔離、その影響は?
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トランプ大統領のコロナ陽性と、14日間の隔離開始について、一般的な懸念は、およそ以下のようなことだと思います。
11/3投開票の米国大統領選挙に影響があるのでは?選挙まで1ヶ月を切った状態でのコロナ陽性はトランプ支持にポジティブとは思えない。トランプ氏は現状若干不利であり、選挙演説等が制限されればさらに不利に。そうなると、今回の大統領選挙でトランプ氏が負ける可能性が高まる。共和党(トランプ政権)から民主党(バイデン氏)に政権が変わると、政策が一気に変わる可能性がある。
つまり、未来の不透明感が高まっており、先行き不安定な状況になったと。
で、、、?
どうすればいいの?
ってことですよね。
戦略はいくつかありますが、普通に考えれば、
▶︎先行きが不透明だから、ボラティリティも大きくなるだろうし、ポジションを軽くする(損切りまたは利益確定をして、現金化を進める)
▶︎長期投資予定の米国株やゴールドなどは気にせずホールド(持ち続ける)
という結論になると思います。
まあ、普通に考えるとそうなります。
別に間違っているとも思いません。
しかし、、、
ボラティリティが大きくなるのはチャンスでもあります。
というのもですね、過去に日経平均株価が急落したタイミングは、その年の大化け銘柄が急騰したタイミングをほぼ重なるんです(!)
ブログだと紙面が足りないので、具体的にはご自身で確認していただきたいのですけれど、かなり明確な逆相関関係があります。
というわけで、私としては、やっぱり、「チャンスの可能性大!!」と思っているわけです。(あくまで、個別銘柄を選定した場合)
ただ、
大統領選挙に近づけば近づくほど、大口投資家はポジションを持ちたくないでしょうから、荒れる銘柄は荒れるはずで、よくわからないポジションは早めに整理すべきと思います。
こまめな利確も大切になるでしょう。
とはいえ、やはり、資金が流れ込む銘柄には一気に資金が入ってくる可能性は高いと思いますので、目を光らせております。
全員が楽観したときが一番危険なのであって、今は、資金管理さえしていれば、チャンスは多い。
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■一番大切なことは、相場に聞くこと
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ニュースが流れたとき、その扱い方法として大切なのは、ニュースの重要性を相場に聞く姿勢です。
そのニュースが相場を上昇させるのか下落させるのかなど、自分で判断すべきではない、ということです。
ニュースの判定は、もっともっと賢い人たちに任せましょう。
私たちが少ない情報と平凡な頭脳でどれだけ考えたところで、段違いの情報と高いIQを持つ大口投資家の行動など読めるわけがありません。
であれば、最初から、判定結果だけを見て従ったほうがいい。
相場の動きは、大口投資家たちの総意の結果です。
だから、思い込みを捨てて、相場がどう反応するのかを観察し、それに従うことを大切にしています。
トランプ氏のコロナ陽性報道は、少なくとも、このブログを書いている土曜日夜の時点ではそれほどネガディブに相場に影響していないように思えます。(もちろん、VIX指数が上昇している兆候などはありますが)
ならば流れは継続。
金曜日に影響が少なかった銘柄を中心に注目したいです。
むしろ、関係なくトントンと上がった先のほうが怖いかなと思うので、今は逆にリスクは低いのではないかと思っています。
もろもろご参考まで。
それではまた次回!
GOOD TRADE!!
Mr.K
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