■不安なときがチャンス
From:Mr.K
沖縄の書斎より
先週は、稀に見る
ダウ平均と日経平均が
相関しない週でしたね。
日経平均株価が
木曜、金曜と上がった
のに対して、
ダウ平均もS&P500も
続落しました。
年に何回かあることですが、
なかなか珍しいことです。
また、原油価格も
急落、、
さて、このあとどうなるか、、?
今回は、
相場展望と、今必要だと思う
マインドセットについて
書いていきます。
今回も独自の視点でお届けします。
知らないと損するし
知っているだけで得する内容です。
・・・
最近恒例になっておりますが、
本題に入る前に、先週のお礼を申し上げます。
コメントを32件もいただいたのは初めてです!
前々々回ブログ:10件
前々回のブログ:19件
前回のブログ:32件!!!(純粋に驚きました)
すべてのコメントに返信をさせていただきましたのでぜひご確認ください^^
コメントいただいた皆さん、本当にありがとうございました。またお待ちしています!
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■ダウ平均と日経平均の相関
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本題に入ろうと思いますが、その前に今回も注意書きをさせてください。
「Mr.Kさん、あなたの言っていることは意味不明です」
と思う方は、ここで読むのをやめてください。
<注意>
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
あくまで私の意見ですが、、
・・・
前回のブログで、私はこう言いました。
日経平均株価は、もはや投資家にとって「見ない方がいい指標」に近づいていると思うと。
その理由は、日経平均株価を算出するための225銘柄が、上昇する銘柄と下落する銘柄に2極化していて、平均値としての意味が薄くなっているというものです。
その結論は変わっていません。
が、先週末は、日経平均を構成する大型銘柄を中心にかなり上昇しました。
これは銘柄によって違うというより、大型銘柄全般的な現象であったと思います。
それに対して、米国市場はまったく逆と言っていい状態になりました。
ちなみに、大型株に対して、小型の新興株を集めた指標も紹介しておきますと、
日本の市場では「0000 ジャスダック」、米国市場では「RUT ラッセル2000」というものがあります。
そして、先述した先週の状況は、ジャスダックとラッセル2000を見てもやはり同じでした。
・・・
つまり、簡単に言えば、、
コロナ後の株価急騰を牽引してきた米国の先導株が下落し、その影響かわかりませんが米国株は全体的に停滞、
それに対して日本株は、小型も大型も、週前半は下落しましたが、週末にかけて上昇をした
ということですね。(簡単になっていないか、、笑)
ついでに、金(ゴールド)は停滞、原油価格は急落しました。
さて、、
この状況で、どんな未来予測をし、どんな戦略で戦うかを考えなければいけません。
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大切なマインド:機会損失を歓迎する
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先週も少しお話ししましたが、基本的で重要な考え方として、「よくわからないときは何もするな」というものがあります。
これは非常に重要で、いかに長期間にわたって「読みにくい相場」が続いたとしても、じっと動かないことが肝要です。
参考までに、ひとつ例を挙げますと、
私の友人(と呼んでいいと思うのですが)の200億円トレーダーは、昨年(2019年)10月までずっと(9ヶ月間も!)大きなポジションのトレードをしていなかったそうです。
理由は単純で、今がチャンスだとは思わなかったから、だそう。
10月の最初の急騰を見て「今だ」と思った彼は、全力で買ったそうです(リアルタイムで聞きました)。
これ、すごく大切な逸話です。
ポジポジ病の真反対ですよね。
トレードの緩急がとても明確でダイナミックであることは、大きく勝つトレーダーの共通点です。
「でも、自分がトレードしないときに株価がすごく上がったら、取り逃がした魚は大きくて悔しくて眠れません」
という人が多いことでしょう。
もちろんそうでしょう。
ただ、たった数回、オンラインでボタンをポチポチ押したかどうかだけで、資産がとんでもなく変わったのだなと想像すると、悔しくて仕方がないことです。
しかしですね、、
それが完全なる勘違いだと、あえて指摘させていただきます。
株式トレードというのは、未来予想できる人が利益を出せるルールのゲームなのです。
ですから、未来予想ができないなら、たとえ動作として簡単だったとしても、そもそもあなたの”取れたはず”のお金ではなかったということです。
つまり、「取り逃した」わけではないということです。
たかが数クリック、されど数クリックです。
ですから、自分が未来を予想できなかったときに発生した「見かけの利益機会」というのは、あなたのために開かれていたものではなかったと考えるべきです。
むしろ、
「ああ、未来が予想できるようになれば、こんなに利益のチャンスがあるんだな!頑張って分析できるようになろう!」
と、努力次第でものにできるであろう機会に対して興奮するべきです。
悔しがるというのは、取らぬ狸の皮算用もいいところということですね。
「ない」ものにフォーカスするのではなく、「ある」ものにフォーカスしたほうが、エネルギーが湧いてきます。
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で、結局どう予想するの?
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さて、大切なマインドを前提としてシェアしたので、私自身がどう考えるかをシェアして今週も締めたいと思います。
おそらく、、
・このまま米国株価は急落はせず、いったん持ち直す
・つまり、今は絶好の押し目であると考える
・日本株は、先週末の急騰の理由を「米国株から抜けた資金が入ってきていた側面もある」と考え、今週は予想が困難である
・投資戦略としては、米国株の大型銘柄の押し目買いをしつつ、日本株は、日経平均やジャスダックとほぼ連動していない個別で強い銘柄に集中投資でいく
・先が読みやすいかと聞かれれば、読みやすくはないので、取るリスクは小さめにする
こんな感じでしょうか。
あくまで、このブログを書いている9/13(日曜日)時点での話です。
ただ、、
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不安なときがチャンスです
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米国株が復調の兆しがない今、多くの人は「不安」を感じているはずです。
こういう微妙な不安を感じるときが、だいたいにおいてチャンスであることが多いです。
めちゃめちゃ怖いときは逆張りはNGですが、ちょっと怖いくらいはベストであるということです。(感覚的な表現ですみません)
これを念頭において、前述した戦略を読み直していただけると、「取るリスクは小さくする」けれど、「ポジションは大きめ」になるようなものを狙いたい、ということになります。
さて、どうなるか、、楽しみですね^^
追伸:
長くなりましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?コメントで評価を伝えていただけると嬉しいです。
忙しいからこそ、少しの時間を割いてコメントをくださる方から愛を感じます。
投資家であれば、人目を気にせず行動することは大切です。そのきっかけとして、コメントを活用いただけると私もとても喜びます。
また、本日の20時から、緊急WEBセミナーを開催します。
NGなしで質問にお答えしますので、奮ってご参加ください。
それではまた次回!
GOOD TRADE!!
Mr.K
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