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地合いが悪いときの戦い方

■地合いが悪いときの戦い方

From:Mr.K
沖縄の書斎より

先週のブログで
日経平均株価の動きは
「不穏な予感」がすると
書きましたが、

本当に下がり続ける
結果になりました。

ただ、その一方で
コミュニティで選出している
銘柄はなかなか上がりました。

例えば、

3031 ラクーンHD +17.2%
3558 ロコンド +15.3%
3788 GMOクラウド +11.1%
4477 BASE +30.0%
6099 エラン +11.2%
6855 日本電子材料 +8.2%

もちろん、上がらなかったものも
あるのですが、、

・・・

よく、地合いが悪いから
利益が出ないという人がいますが、

おそらく、それは
今から書くことを知らないから
じゃないかな、、と思います。

アナリストとか
TVのコメンテーターが
絶対に話さないことです。

知らないと損するし
知っているだけで得する内容です。

・・・

ーーーーーつづくーーーーー

株価はなぜ上がるのか、、?

これをしっかり理解することがとても大切です。

諸説あるかと思いますが、私は、下記のように考えています。

ーーー
株価と業績は大して相関していない
ーーー

これは受け入れられない人が多いと思います。

なぜかというと、優秀なアナリストのお仕事を全否定することになるからです。

アナリストというのは、(間違っているかもしれませんが私の認識では)企業の業績の変遷から目標株価を算出するというお仕事がメインであると思っています。

しかし、私はそのアプローチそのものが無理があると思っているのです。

「Mr.Kさん、あなたの言っていることは意味不明です」

<注意>
と思う方は、ここで読むのをやめてください。私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。

あくまで私の意見ですが、、

そもそも論として、世界中には私なんかよりもずっとずっとIQが高くて優秀な人が大量にいると思っています。

あなたはそう思いませんか?自分よりも優秀な人って世界中にたくさんいるのではないでしょうか?

株式投資というのは、ダイレクトにお金を稼ぐ技術ですから、そりゃあもう、優秀な人材がどんどんと集まってくる(集めてくる)と想像できます。

しかし、、

優秀な人材がしのぎを削っているはずなのに、世界中のファンドの大半はS&P500よりもパフォーマンスが悪いという情報があります。

優秀な人たちが一生懸命分析をして必死に売買をするよりも、S&P500を買って放置しているほうが成績がいいということです。

この事実を聞いたとき、私はこう思いました。

「きっと、アプローチ自体が間違っているはずだ」と。

十二分に優秀な人が頑張っても成績が出ないアプローチというのは、凡人の私たちが挑戦しても成果が出る可能性が低そうですし、論理力が高い人の予想が当たらないとすれば、それはそもそも前提としている理論が間違っていることを疑ったほうがいいのではないでしょうか?

そして実際、1989年にアメリカで出版された「Market Wizards」という本の中で、天才投資家のウィリアムオニールが「PER、インジケーター、オシレーター、信用残、配当などは株価と相関関係にない」と記載しています。

30年前のアメリカですでに「古い」とされていた指標が、現在の日本でまだ信じられている、、

この状況を考えたときに、私は「普通のプロや専門家の意見は参考にならない」と確信し、逆に、個人でしっかり資産を増やしている人の手法はそれとは異なる原理に基づいているはずだと予想しました。

それ以来、私は世の中の書籍で説かれている内容や、一般常識的な知識をいったんすべて疑い、一から自分で考えて自分独自の株価予想理論を開発しました。

・・・

少し話が逸れました。

今回私が言いたいことは、株価というのは、業績だけが原因で上がったり下がったりするものではないということです。

また、それと同じ理屈で、

ーーー
日経平均株価と個別銘柄の株価は、それほど相関性がない
ーーー

ということをお伝えしたいのです。

詳細な理由は今回は割愛させていただきたいのですが、事実として、コロナショックのような特殊な状況下でなければ、ほぼ常に、上がる株がある一方で下がる株があります。

値上がり率ランキングと、値下がり率ランキングをご自身で調べてみてください。

知っておいて損がない主な傾向として、

ーーー
日経225関連の大型銘柄と、新興銘柄は、同時には上がらない
ーーー

というものがあります。

つまり、日経225が弱いな、、と思うときは、「じゃあ、新興銘柄が強いかも」と思って探すといいですし、その逆も然りです。

なぜそんなことが起きるかといえば、大きな資金の流れが存在するからです。

稀に、全面高というような日もありますが、一週間単位で見れば、全面高(ほぼすべての株が上昇する)というようなことはほぼありません。

その逆も然りで、週刊単位で見たときに全面安ということはほとんどないのです。(コロナショックのようなときは例外)

今すぐ信じなくていいので、ぜひこういう視点を持って今日から相場を見てみてください。

きっと、新しい事実を発見できると思います。

追伸:

コメントをいただけるととても嬉しいです。忙しいからこそ、少しの時間を割いてコメントをくださる方から愛を感じます。

投資家であれば、人目を気にせず行動することは大切です。そのきっかけとして、コメントを活用いただけると私もとても喜びます。

それではまた次回!

GOOD TRADE!!

Mr.K

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